アンドビールのバレルエイジドシリーズ”ROUND TRIP”第7弾となるビールは、2021年から4年3か月もの間、赤ワインバレルに入れたインペリアルスタウトです。

ROUND TRIPシリーズ初のスタウト。このビールを醸造した4年前は、まだ山梨にはビールを寝かせる場所はあっても、ビールを作る場所は高円寺にしかなく、高円寺で醸造したビールをせっせと山梨へ運んだものでした。このインペリアルスタウトは、醸造した当初はアルコール度数は9%ほどのビールでしたが月日を経て、なんと14%近くまで濃くなりました。アルコール度数だけではなく、香りは紹興酒にあるような”ひね香”をまとい、さらに干しブドウのような味わいも生まれました。スタウト本来の焙煎香もたたえながらも、アルコールの甘み、ワイン樽のオーク樽の香りがあり、そこへ味わいをまとめるために、瓶詰直前にさらにシナモンを漬け込みました。
ここへバニラエッセンスやヘーゼルナッツオイルなどを入れても良いのですが、ここまで長期間熟成し、リリースが待たれたスタウトです。出来る限り本来のバレルと麦芽の味わいだけで勝負したスタウトを作ってみたいと思い、敢えてシナモンだけを入れてみました。
そのシナモンというのは、実は日頃より懇意にして頂いている同じく甲州市内にあるジンの蒸留所”GEEKSTILL”さんから、またまた頂いたもの。ジン造りで使用されたあとの、適度に香りが抜けたシナモンを使わせて頂き、スタウトのバランスを取らせて頂きました。
高円寺で醸造したビールを山梨で4年もの歳月寝かし続け、同じ甲州市内のジンの蒸留所から頂いたシナモンでまとめたスタウト。まさにROUND TRIPの名前を冠したようなビールが出来上がりました。
温度が変わるたび、また合わせる料理によってもコロコロと顔を変えるインペリアルスタウトをぜひお楽しみください。

(文章:醸造長 安藤祐理子)
ボトルデザイン
今回のボトルのイラストもトモエ画伯 @tomo.crafts によるもの。山の稜線は、アンドビール勝沼工場から、高円寺方面(東側)を向いた時の山の景色、月はビールをワイン樽に詰めた日の月の形を描いています。

商品説明
「Midnight Wanderer」
【品目】ビール
【原材料】麦芽(ドイツ産)、ホップ、糖類、シナモン/ 炭酸ガス
【スタイル】Barrel Aged Bitter
【アルコール度数】13.5%
【IBU】40
【製造所】山梨県甲州市勝沼町小佐手1817
【希望小売価格】オープン価格
【販売開始】
1月20日より、一般向けECサイト、業務店舗様向けECサイトにて販売。1月中旬より高円寺にあるタップルーム「アンドビール」、甲州市にある「アンドビール山梨タップルーム」にてボトル販売、また阿佐ヶ谷にある直営店「olla」にて随時店内提供開始 (こちらは現在、酒販免許が無いためボトル販売はございません)。他、山梨県のお取り扱い酒屋店でも順次販売いたします。詳しくは各サイト、店舗のSNS等をご確認ください。
関連リンク
・ROUND TRIP第1弾”Bailey-A Trip”
・ROUND TRIP第2弾”Wonder Wanderer”
・ROUND TRIP第3弾”Adiron Dack Trip”
・ROUND TRIP第4弾”Faraway WIPA”
・ROUND TRIP第5弾”Koshu Trip”
・ROUND TRIP第6弾”Faraway Bitter”
*写真は全てアンドビール醸造担当で元カメラマンの米田樹央が撮影しました。


