アンドビール

ROUND TRIP シリーズ第2弾”Wonder Wanderer”リリースのお知らせ

2024/03/15

アンドビールのバレルエイジドシリーズ”ROUND TRIP”第2弾となるビールは、赤ワイン樽16カ月熟成のセゾンビールです。赤ワイン樽は、勝沼のくらむぼんワインさんから頂いたもの。マスカットベーリーAが入っていて、それを抜いた直後の、樽とワインの香りが残る状態の貴重な樽を頂きました。

そこへアンドビールのお店の前で育っているローズマリーを使用したセゾンビールを入れて18カ月寝かせました。瓶内二次発酵にはシャンパン酵母を使用し、穏やかなガスを付けています。冷暗所で保管をお願いしますが、飲むときは徐々に常温に戻しながらゆっくり味わっていただくことで、ワインのように香りが徐々に開き、変化を楽しんで頂けます。

通常ワイン樽は、ワイナリーで数年繰り返しワインの熟成用に使用され、そして役目を終えたものは破棄されたり、家具に作り替えられたりするそうです。今回のワイン樽は、勝沼のくらむぼんワインさんで数年使われていて樽香と赤ワインの風味がしっかり染みついたものを、頂くことが出来ました。

長い間使われず、倉庫に眠っていた木樽を頂くことはありますが、ここまで直近でワインが入っていた樽を頂くことは非常に稀で、「明日、ワインを木樽から抜くからいる?」、「いります!」というやり取りができる距離感で、勝沼で生活しているからこそ頂けたお話しかなと思います。

Wonder Wandererは、ROUND TRIP シリーズのコンセプトである、旅・旅人を表現したもの。

2023年は、醸造担当の安藤祐理子が妊娠・出産をしていたため、どうしても勝沼に頻度高く出向くことが出来ず、思うような2拠点生活(勝沼と高円寺)が出来ていませんでした。しかし無事に子どもが生まれたことで、2拠点生活の楽しさを共有できるメンバーも増え、どう生活を営んでいこうかと、わくわくしています。

2024年から、その”わくわく”が伝わるような、バレルエイジドビールを沢山製造していきたいと考えています。楽しみにぜひお待ちください。

*写真は全てくらむぼんワインさんの敷地内で撮影させて頂きました。

今回のボトルのイラストもトモエ画伯 @tomo.crafts によるもの。山の稜線は、アンドビール勝沼工場から、高円寺方面(東側)を向いた時の山の景色。月は、ビールをワイン樽に詰めた日の空の月を描いています。今回は、丘に高円寺育ちのローズマリーを表現しています。

「Wonder Wanderer」

【品目】発泡酒(麦芽比率50%以上)

【原材料】麦芽(ドイツ産)、ホップ、ローズマリー、カラギナン、炭酸ガス

【スタイル】Barrel Aged Herbal Saison

【アルコール度数】8%

【IBU】10

【製造所】山梨県甲州市勝沼町勝沼3042-2

【希望小売価格】オープン価格

【販売開始】
3月20日より*阿佐ヶ谷にある直営店「olla」にて店内提供開始(テイクアウト用のボトル販売はございません)。他、山梨県のお取り扱い酒屋店、一般向けECサイト業務店舗様向けECサイトにて販売。

*ollaは23年5月オープンの直営店2号店となります。こちらのビールの提供は、店内でグラスに注いでの提供になります。なお高円寺の店舗「アンドビール」での提供・テイクアウトでの販売は予定しておりません。

【リリースイベント】
阿佐ヶ谷にある直営店舗「olla」にて
・4/5(金)19:00-22:00
・4/6(土)15:00-18:00
の2日程で醸造長:安藤祐理子がby the glassで「Wonder Wanderer」を提供するリリースイベントを実施します。くらむぼんワインさんのワインとの飲み比べなども提供しますので、ぜひこちらの機会もお楽しみください。

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