Faraway WIPA ~ROUND TRIPシリーズ #04 ~
- Style
- Barrel Aged WIPA
- ABV
- 7%
アンドビールのバレルエイジドシリーズ”ROUND TRIP”第3弾となるビールは、4年間赤ワイン樽で熟成させたWIPA。
2021年5月、初めて山梨県内のワイナリーさんからバレルを貰った日。 しばらくの間、ワインが入っていないバレルは木が乾燥して、中身がじゃんじゃん漏れると聞いていたのですが、実際もらって帰って水を入れてみたら、これはもうどうにもならないんじゃないか・・・・と不安になるぐらい漏れまくりました。 そしてそこから三日三晩お湯を張って木に水を吸わせていると、見事に復活してくれて、木が接合し合い、漏れないようになりました。
じゃあ、このバレルに何をいれようか。サンディエゴでAleSmithを訪れて以来、ずっと夢見ていたバレルをゲットし、初めていれたのは・・・・私が一番好きなWIPA・・・・! 正直、勉強不足で何を入れるのが正解なのか分からないまま(ブルワリーを始めた時も勢いだけだったので、だんだんクオリティを上げていった経緯はありますが…)突き進んできた感があり、 アルコール度数が高かったら、エイジングには耐えられるでしょう・・!と入れてから早、4年も経ってしまいました。
もちろんたびたび、味を見ていたのですがBarrel Aged WIPAのゴールが全然分からず、今じゃない今じゃない、と待っていたところ、見事にバランスが取れたエイジングビールとなりました。
WIPAに使用したカラメルモルトのビターな印象がくっきりと浮き上がり、甘みは古酒のような風合いになり、ブレタノ由来の酸味が全体のバランスを整えてくれています。 皆さんご存じのWIPAから、4年の旅を経て完全に異なるものに変わった”Faraway(遠く離れた)” WIPA。
2017年にビール醸造を始めて以来、どんどん私の醸造スタイルは確立されて行き、飲んで頂くお客さんが増えていく中で、失敗のない安全地帯でビールを作り続けて来ました。 このBarrel Aged WIPAは、そんな私に喝をいれる存在です。いつだってヒリつくようなビールを作り続けたいです。
写真は全てアンドビール醸造担当で元カメラマンの米田樹央が撮影しました。
今回のボトルのイラストもトモエ画伯 @tomo.crafts によるもの。山の稜線は、アンドビール勝沼工場から、高円寺方面(東側)を向いた時の山の景色、月はビールをワイン樽に詰めた日の月の形を描いています。
Faraway WIPA
【品目】ビール
【原材料】麦芽(ドイツ産)、ホップ、オレンジピール、カラギナン、炭酸ガス
【スタイル】Barrel Aged WIPA
【アルコール度数】7%
【IBU】76
【製造所】山梨県甲州市勝沼町小佐手1817



